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人を褒めること

71uqvpeynwl先日「嫌われる勇気」「アドラー心理学」で著名な岸見一郎さんの講演会へ行きました。
本は読んでいましたし、アドラー心理学も自分自身の考え方の癖と付き合うため
参考にしていました。

とはいえ、完璧に理解していたわけではなく
講演会で「褒める」という行為について触れたとき感じたことがありました。

自慢ではないですが私褒めてもらうことがけっこうあるようです。
それなのに心から嬉しいと感じるより
「私はそんな人間じゃない」「お世辞だよな」「裏がある」
なんて心の中で思ってしまう嫌な性格で
アドラー心理学含め心理学的にいうと自己肯定感の非常に低いタイプ故の損な考え方の癖を持っています。

「こんなに褒めてもらっているのになんで心が温かくならないのだろう?」「なんで自信につながらないのだろう?」
そう感じて自分をもっと貶めていましたが、その感情は変ではなかったのです。

人を褒める
その行為は悪いことではありません。
ただその行為の中で上下関係が生まれます。
褒めた人が上・褒められた人が下という関係性が無意識にできる。

だから褒められたほうは何だかモヤモヤするようです。(自己肯定感の低いタイプに多いかな?)

なるほど!
単純に褒める行為を良しとせず、違う方法で相手に温かい言葉をかける練習をしよう!