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暗示のような『五月病』の文字

ゴールデンウィークが終わり数日
調子が出なくて困っていませんか?

こんな時期必ず目にする『五月病』の文字
単純な私は昔からこの文字を見ると急に不調を感じたりして

そんな単純な私がこの『五月病』の暗示に負けなくなったのも『東洋医学』との出会いです。

コラムを書き忘れている間に二十四節気『立夏』が過ぎてしまい
『立夏』そう暦の上では夏になりました。
そこで陰陽五行の影響を受ける臓が『心』になり
『心』は字の通り「精神活動」に強く影響します。

という訳で5月から『夏至』までの時期は心の問題に注意が必要になります。
この時期、生活の変化が大きかった方はとくに疲れを感じやすかったり
気温や気圧の変化の影響もあったり何かと自律神経に影響が出やすい要因がいっぱい。
心の状態が悪くなれば必然的に体調にも影響します。

本当の心臓の働きとも同じく東洋医学の『心』も血流の管理をする働きも持っていいるため
血流が悪くなると美容にも影響が出たり、女性の場合は生理の不調を強く感じたり。
心配なのは大きな病気と見分けがつかない「動悸」や胸が痛む感覚が出たり。

『五月病』なんだ・・・という方がなんとなくブームに乗っていてカッコイイなんて思わず
季節に合わせた養生で気持ち良く過ごしていただきたいです。

ちなみに『心』の影響で出やすい症状は
・不眠
・動悸
・理由のわからない多量の汗
・味覚異常
              などです。
過度の心配はいけませんが参考にしてください。
食養生も、夏に旬となる食べ物を積極的に取り入れるのが良いです。
心を元気にするための多少の愚痴も有効です。