汗が気になる時期に
悩ましいのが『ホットフラッシュ』
今まさにその状態の方は深刻な悩みだと思います。
更年期の不定愁訴は個人差が激しくて
経験者同士でさえ共感できないこともあるくらいで
なかなか切ない問題です。
更年期世代だけでなく
病気のため子宮や卵巣切除をされた方も感じているかも知れませんね。
『ホットフラッシュ』は自律神経の影響があり
「あっ！ 汗が出そう」「今出ないで」とか思うほど出やすくなって
仕事中、外出中緊張感でより発汗します。
東洋医学的には
からだが疲れた状態で汗をコントロールする力が減っていると考えます。
暑い今の時期は、
睡眠不足だったり、暑さで食欲が落ちたり、冷たいものを好んで取ったり
そんな習慣がより疲労度をアップさせて『ホットフラッシュ』回数が増えやすくなります。
『ホットフラッシュ』がある方の特徴として
頭部はのぼせ気味。足は冷え気味。
症状の緩和セルフケアとしては
『足湯』
特に湯船につからずシャワーのみの方にオススメ
『ミント系の精油』『ハッカ油』
天然の精油をハンカチなどに付けて、ホットフラッシュがおこっている時直接嗅ぐ
(必ず天然の精油を使用しましょう)
『熱の時使うひんやりシート』で首や、額を冷やす。
運動する元気があれば、お休みの日や気持ちに余裕がある時
全身に軽く汗をかける運動をする。
などなど
自律神経は自分の意思でコントロールできず
緊張状態で交感神経が優位な状態ほど『良くない汗』『ホットフラッシュ』に悩みます。
ゆったり過ごすって意外と簡単ではないかもしれませんが
更年期世代の皆さんは頑張って(今も頑張って)生きてきたからこそ
自分をいたわる時間を多めにとる権利があるのです。
まだまだたくさんある時間を元気で過ごすために
症状を我慢しすぎず自分のタイプ、生活習慣に合ったケアを取り入れましょう。