晴れて、湿度が下がって過ごしやすくなりましたね。
過ごしやすいのは嬉しいけど、年々急激に季節が変わる様な気がしませんか?
エアコンなしでは寝苦しかった夜が涼しくなり、急いでお布団を変えたり
飲み物もホットドリンクが飲みたくなるとか・・
今日のコラムはそんな季節の変わり目に感じることを
少し大人の女性(40代~)に向けて書いています。
いつ頃からか少しの気温差を肌がダイレクトに感じるようになりました。
昨日まではハンドクリームやボディクリームをつけなくてもそんなに乾燥しなっかた肌が
次の日にはまるでお湯を使って洗い物した後の様に『カサカサ』
スキンケアも『まぁいっか』なんてほっておくと、顔が突っ張ったり、痒くなったり
そんな急激な肌の変化を感じませんか?
日々の体調でも肌の状態が若い頃とは全く違い、変化に対応するのがたいへんです。
今もパソコンを打っているからか、指がどんどん乾燥してきています。
そして、肌だけではなく
悩みとして伺うことが多い症状。
『手がこわばる感じ』『指の関節の動きが変』『指の関節が変形してきた』など。
これに近い表現の悩みを特に『閉経前後』の方からよく聞きます。
1年中感じる症状ですが、気温低下と共に感じ方が強くなるようです。
『関節リウマチ』と勘違いしやすいこともあり
大人女性が感じやすい『手の疾患』をご紹介します。
『へバーデン結節』
これは指の第一関節(爪に近い方の関節)が変形する疾患名です。
関節周辺に袋の様な物が形成されることもあります。
『ブシャール結節』
これは指の第二関節が変形する疾患名
関節リウマチの症状が出やすい関節でもあり心配される方が多い場所です。
『ドゲルバン病』
親指付け根の腱がねん挫したような状態。親指を曲げると丸く膨らむ辺りに痛みが出ます。
腱というと「アキレス腱」を浮かべますよね。腱は骨と筋肉を繋ぐ収縮性の少ない筋肉の一部です。
年齢とともに硬くなりやすいため痛みが出やすくなります。
『ばね指』
手の中にある腱が肥厚して、指を動かすときに引っかかる様な症状が出ます。
ご紹介した疾患名は大人女性が感じやすい疾患名の一部です。
寒くなると、朝起き掛けで身体が温まるまで強く症状を感じる方が多いようです。
手を多く使う職業の方は特に注意が必要。出産後の方も感じやすい疾患名です。
痛みや、可動域制限が大きい方は整形外科でレントゲン検査をしましょう。
検査をして、手術するほどではなくても手は毎日使います。違和感は辛いですよね。
そんな時は、違和感を和らげ、動きを良くするのに『お灸』をぜひお試しください。
お家でセルフケアもできます。もちろん肌の乾燥やトラブルにも『鍼灸』は使えますよ!(^^)!