ゴールデンウィークが終わり
久しぶりの出勤や通学
なんとなく憂鬱な気持ちになる方も少なくないでしょう。
長期のお休みが続くのはゴールデンウィークだけではないですが
実は今の時期は特に「憂鬱」が増します。
それには理由があって
5月5日から二十四節気「立夏」に入り、
季節が変わって体調にも変化が起こっているからです。
なんで「立夏」が?
もうご存知の方も多いでしょうが
季節と、東洋医学でいう「臓」は関係していて
「立夏」からは「心」という臓が身体や心に強く影響します。
「心」は心臓の働きというよりもメンタルの状況に反映しやすく
冬から春になり上向きになった心が、
春の環境の変化や、気温の変化に対応してきましたが
この時期になると少しお疲れ気味になります。
「五月病」といわれる状態もまさに今の時期の特徴を表します。
メンタルに問題の無い方でもなんとなく憂鬱と感じたり
鬱やメンタルの悩みを抱えている方にとっては
前より症状がつらいと感じやすくなる時期なのです。
メンタルの悩みを感じやすい時期だと理解していれば
憂鬱だったり、落ち込みやすい自分に
「そう!今の時期は落ち込みやすいのが特徴。私が悪いのじゃない」
なんて感じで自分を責めすぎないでいれたり、
次に暦が変わるまでって期間も区切って考えることも出来ますし。
ツラさを季節のせいにしてしまうのも有りかと思います。
とはいってもツラさを軽くする努力も必要
心がつらくなると自律神経も不安定になりがち
心掛けてほしいのは
出来るだけ規則正しい生活をする
質の良い睡眠を心掛ける(今日のうちに休むのがベスト)
深い呼吸を心掛ける
甘いものを摂り過ぎない
身体を冷やさない
デジタルデトックスをする
難しいかもしれませんが
自分の心の声を大切に
今どう過ごすのが自分にとって「心地良い」のか
その感じを大切にする練習をしましょう。
だからといって「転職」や「人間関係の整理」を急にするには負担が大きい時期なので
感じたことを客観的に見つめて整理する感じで過ごすのが落ち込みから自分を守る策かも。
心が沈みやすいのと裏腹に
外気温が高くなるこの時期
皮膚温度が上がるため、冷えていることに気が付きにくい季節
外が暖かくても身体の深部体温の低い方は多いです。
体温の低い方は熱中症にもなりやすいとのこと
深部体温を上げ、免疫力アップも出来る鍼灸
特にお灸は心も温めます。
五月病対策として、夏バテ予防として
女性にとってツラい生理の悩みや、妊活中の方には特にオススメ。
身体の中からふわっと温かくなります。
心が疲れ気味でもそうでなくても
自分の健康管理に鍼灸を一度チャレンジしてみませんか?